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このコーナーでは、今話題のキーワードの時事英単語や、英文を読む上で必須の頻出基本単語などをイラスト入りQ&Aのイメトレ(イメージトレーニング)方式で楽しく、そして覚えやすく紹介・解説をします。
解説・監修は元ジャパンタイムズ編集局長の伊藤サムさん。
※隔週で2~4単語ほどを掲載。 ※トップページでは各Quizはランダムに表示されます。ぜひ何度もアクセスして全部のQuizに答えてみてください。
Q: オバマ大統領の言葉です。カッコの中は、何と言ったでしょうか?
I think there are going to be a whole ( ) of areas where we can agree on. ヒント:ネイティブがよく使う基礎単語で、「たくさん」という意味です。
A:I think there are going to be a whole bunch of areas where we can agree on.
※イラスト・写真の一部にマイクロソフト社などのクリップアート類を許諾条件に基づいて使用しています
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a bunch of ... たくさんの… (many) a whole bunch of ... とてもたくさんの… ■bunchのイメージ bunchのもともとの意味は、ブドウやバナナなどの「房」(ふさ)です。ネイティブにとって身近な生活単語です。 ![]() ![]() a bunch of grapes ![]() a bunch of bananas ■bunchの派生意味 転じて、「たくさん」という意味で使われます。特に、1点で留められているということから、たとえば鍵などの「束」です。また、同種のものの「集まり」、人々の「一団」を意味するニュアンスです。 最もよく使われるのは、a bunch of (たくさんの…)という形です。オバマ大統領は、2010年11月の中間選挙で民主党が大敗した際、下院で過半数議席を奪還した共和党と、これからは協調路線を取ることを表明しました。この1時間の記者会見で、6回もbunchを使いました。 I think there are going to be a whole bunch of areas where we can agree on. (共和党と)「これからは合意できるたくさんの分野があるだろうと考えています」 そのほかにも、次のような表現で使いました。 there are a bunch of price tags I ... had to sign a bunch of bills. a whole bunch of money a bunch of court cases a whole bunch of corporate executives
伊藤サム(Sam Ito)
![]() 父親は米国サンフランシスコ生まれの日系二世。米国(高校)、英国(ロンドン大学)に留学。一橋大学在学中に英検1級で合格者総代。 ジャパンタイムズ在職中は、報道部にて外務省、大蔵省、首相官邸、自民党などを担当。週刊 ST 編集長、外信整理部長、編集局長などを歴任。その間、英 BBC などにコメンテーターとして出演、雑誌などへの寄稿も多数あり、多様なメディアにかかわるバイリンガル・ジャーナリストとして活躍。2009年NHK講座『ニュースで英会話』講師。 著書に『第一線の記者が教えるネイティブに通じる英語の書き方』『第一線の記者が教える英字新聞の読み方』『伊藤サムのこれであなたも英文記者』、解説・監修に『ニュースダイジェスト ビギナーズ』(以上、ジャパンタイムズ)など。 ウェブサイト「英語の世界」:http://homepage1.nifty.com/samito/ 伊藤サムさん 著書、解説・監修書の紹介
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