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このコーナーでは、今話題のキーワードの時事英単語や、英文を読む上で必須の頻出基本単語などをイラスト入りQ&Aのイメトレ(イメージトレーニング)方式で楽しく、そして覚えやすく紹介・解説をします。
解説・監修は元ジャパンタイムズ編集局長の伊藤サムさん。
※隔週で2~4単語ほどを掲載。 ※トップページでは各Quizはランダムに表示されます。ぜひ何度もアクセスして全部のQuizに答えてみてください。
Q:日本語の「木」は、英語のtreeとどう違いますか?
A:日本語の「木」= tree(樹木) + wood(木材)
※イラスト・写真の一部にマイクロソフト社などのクリップアート類を許諾条件に基づいて使用しています
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日本語の「木」= ![]() ![]() 「このテーブルは木でできている」という場合には、 This table is made of wood.ですね。 つまり、日本語の「木」は、英語のtreeとwoodを含んでいます。木が生きていても(tree)、切り倒されたあとも(wood)、一貫して「木」です。 さらに微妙な違いもあります。 「あの木に猫がいる」は英語で、 There is a cat in that tree.(あの木の内側に猫が1匹いる) と言いますが、奇妙な感じがしますね。日本語の「木」はtree(樹木)だけでなくwoodの意味も強くあるため、枝(branch)を連想しやすく、奇妙に感じるのでしょう。英語のtreeは、枝を含んだ空間です。treeはツリー型(円錐)にふくらんでいるので、内に(in)すきまがあります。 in(とon)については別項で解説しています。 treeには転じて、「系統図」といった意味もあります。たとえば、family tree(家計図)です。
伊藤サム(Sam Ito)
![]() 父親は米国サンフランシスコ生まれの日系二世。米国(高校)、英国(ロンドン大学)に留学。一橋大学在学中に英検1級で合格者総代。 ジャパンタイムズ在職中は、報道部にて外務省、大蔵省、首相官邸、自民党などを担当。週刊 ST 編集長、外信整理部長、編集局長などを歴任。その間、英 BBC などにコメンテーターとして出演、雑誌などへの寄稿も多数あり、多様なメディアにかかわるバイリンガル・ジャーナリストとして活躍。2009年NHK講座『ニュースで英会話』講師。 著書に『第一線の記者が教えるネイティブに通じる英語の書き方』『第一線の記者が教える英字新聞の読み方』『伊藤サムのこれであなたも英文記者』、解説・監修に『ニュースダイジェスト ビギナーズ』(以上、ジャパンタイムズ)など。 ウェブサイト「英語の世界」:http://homepage1.nifty.com/samito/ 伊藤サムさん 著書、解説・監修書の紹介
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