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このコーナーでは、今話題のキーワードの時事英単語や、英文を読む上で必須の頻出基本単語などをイラスト入りQ&Aのイメトレ(イメージトレーニング)方式で楽しく、そして覚えやすく紹介・解説をします。
解説・監修は元ジャパンタイムズ編集局長の伊藤サムさん。
※隔週で2~4単語ほどを掲載。 ※トップページでは各Quizはランダムに表示されます。ぜひ何度もアクセスして全部のQuizに答えてみてください。
Q: 急速に普及しつつある「LED電球」を英語で言えますか?
A: LED light bulb、略してLED bulb
※イラスト・写真の一部にマイクロソフト社などのクリップアート類を許諾条件に基づいて使用しています
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![]() This is a bulb. ![]() This is an electric light bulb. ![]() This is an LED. エネルギーの無駄が多い白熱電球から、電球型蛍光灯へ。そして、さらに省エネで長寿命のLEDを利用した電球へと切り替わりつつあります。 ■bulb ― 球根から電球へ bulbとは、もともと「球根」のこと。転じて「球根のような形をしたもの」 近代になって、コンパクトな電灯が発明され、球根のように丸いのでbulbと呼ばれるようになりました。すなわちelectric light bulb、電球です。略してlight bulbです。 現代ではbulbと言うだけで、球根よりも、まず電球のことが思い浮かぶようになりました。 1878年にイギリスのジョセフ・スワンが白熱電球(incandescent light bulb)で特許を取り、翌年、アメリカではトーマス・エジソンが実用的な電球を開発しました。 その後、蛍光灯(fluorescent lamp)が登場。日本でも広く普及した、小さいらせん状蛍光灯(電球型蛍光灯)はcompact fluorescent light bulbです。 さらに、LED(発光ダイオード、light-emitting diode)が発明されました。近年は、LEDを利用し、白熱電球のように球根形にデザインされたLED電球(LED light bulb、略してLED bulb)が実用化されて人気です。 1997年の京都議定書で、日本は温室効果ガス排出を6パーセント削減することになりました。このため2008年には経済産業相が白熱電球の生産・販売を終了するように電機メーカー各社に要請しました。 海外でも同様の動きがあります。 この普及が続くとやがて、bulb(電球)と言うだけで、LED light bulbのことが思い浮かぶようになるでしょう。
伊藤サム(Sam Ito)
![]() 父親は米国サンフランシスコ生まれの日系二世。米国(高校)、英国(ロンドン大学)に留学。一橋大学在学中に英検1級で合格者総代。 ジャパンタイムズ在職中は、報道部にて外務省、大蔵省、首相官邸、自民党などを担当。週刊 ST 編集長、外信整理部長、編集局長などを歴任。その間、英 BBC などにコメンテーターとして出演、雑誌などへの寄稿も多数あり、多様なメディアにかかわるバイリンガル・ジャーナリストとして活躍。2009年NHK講座『ニュースで英会話』講師。 著書に『第一線の記者が教えるネイティブに通じる英語の書き方』『第一線の記者が教える英字新聞の読み方』『伊藤サムのこれであなたも英文記者』、解説・監修に『ニュースダイジェスト ビギナーズ』(以上、ジャパンタイムズ)など。 ウェブサイト「英語の世界」:http://homepage1.nifty.com/samito/ 伊藤サムさん 著書、解説・監修書の紹介
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