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このコーナーでは、今話題のキーワードの時事英単語や、英文を読む上で必須の頻出基本単語などをイラスト入りQ&Aのイメトレ(イメージトレーニング)方式で楽しく、そして覚えやすく紹介・解説をします。
解説・監修は元ジャパンタイムズ編集局長の伊藤サムさん。
※隔週で2~4単語ほどを掲載。 ※トップページでは各Quizはランダムに表示されます。ぜひ何度もアクセスして全部のQuizに答えてみてください。
Q:divergeとはどんなイメージですか?
A:divergeとは道が「分岐する」ことです。
※イラスト・写真の一部にマイクロソフト社などのクリップアート類を許諾条件に基づいて使用しています
バックナンバー
![]() 道を歩いているところを想像してみてください。前方を見ると、道がYの字に(2本に)「分かれ」ています。これがdivergeです。 divergeは線路や道路が一点から「分岐する」、という文語です。 言いかえると、go in different directions from a common point (共通の点から別々の方向へ向かう)こと。 英語ネイティブたちの心の中にある、divergeの典型的イメージは、ある詩から来ています。 アメリカの詩人ロバート・フロストによる、"The Road Not Taken"という1915年の詩です。人生の岐路について悩むもので、次の部分が有名です。 Two roads diverged in a wood, and I ― I took the one less traveled by, And that has made all the difference. 森の中、道は二つに分かれた。私は迷ったけれど、 より人が通ったことのない道を選んだ。 そのため、その後の人生は大きく違った。 人生は選択の連続です。歩いていくとやがて道は大きくdivergeし、どちらの道を選択するかによって人生は違う展開をしていきます。
伊藤サム(Sam Ito)
![]() 父親は米国サンフランシスコ生まれの日系二世。米国(高校)、英国(ロンドン大学)に留学。一橋大学在学中に英検1級で合格者総代。 ジャパンタイムズ在職中は、報道部にて外務省、大蔵省、首相官邸、自民党などを担当。週刊 ST 編集長、外信整理部長、編集局長などを歴任。その間、英 BBC などにコメンテーターとして出演、雑誌などへの寄稿も多数あり、多様なメディアにかかわるバイリンガル・ジャーナリストとして活躍。2009年NHK講座『ニュースで英会話』講師。 著書に『第一線の記者が教えるネイティブに通じる英語の書き方』『第一線の記者が教える英字新聞の読み方』『伊藤サムのこれであなたも英文記者』、解説・監修に『ニュースダイジェスト ビギナーズ』(以上、ジャパンタイムズ)など。 ウェブサイト「英語の世界」:http://homepage1.nifty.com/samito/ 伊藤サムさん 著書、解説・監修書の紹介
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