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このコーナーでは、今話題のキーワードの時事英単語や、英文を読む上で必須の頻出基本単語などをイラスト入りQ&Aのイメトレ(イメージトレーニング)方式で楽しく、そして覚えやすく紹介・解説をします。
解説・監修は元ジャパンタイムズ編集局長の伊藤サムさん。
※隔週で2~4単語ほどを掲載。 ※トップページでは各Quizはランダムに表示されます。ぜひ何度もアクセスして全部のQuizに答えてみてください。
Q: 古い時代の英語は、大まかに3つに分類できます。 次の表の空白(□)を埋めてください。
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A:5世紀 Old English 古英語
※イラスト・写真の一部にマイクロソフト社などのクリップアート類を許諾条件に基づいて使用しています
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5世紀にゲルマン系(アングロ・サクソン)の人々が今のイギリスに移住し、当時の古いドイツ語のいろいろな方言を話しました。 彼らのゲルマン系の言語のうち、最終的に西ゲルマン系の言語が勝ち残り、のちに英語と呼ばれるようになりました。これがOld English(古英語)です。現在のドイツ語・オランダ語に似ています。 ■英国と英語の古代史 ・有史以前 インド・ヨーロッパのどこかで、印欧祖語(現在のインド・ヨーロッパ系言語の祖先)が話されていた。詳細は別項目(英語の「親戚」)。 現在のイギリス(ブリテン島)に誰が住んでいたかは不明 ・紀元前500年ごろ ブリテン島にケルト人(Celts)が定住。ケルト語を話していた ・紀元43年 ローマ帝国、ブリテン島を征服。ローマ帝国の一部となる。ローマ人(支配階級)はラテン語 ・410年 ローマがブリテン島から退却、もうローマ帝国の一部ではなくなる ・4~5世紀 ヨーロッパと北アフリカで「ゲルマン民族大移動」 ・5世紀 ゲルマン系の人々が移住 →Old English(古英語) ・7世紀以後、キリスト教に改宗、ロ-マンアルファベットが普及 ・9,10世紀 北欧ヴァイキングがたびたび来襲、一部占領。→彼らの話す、やはりゲルマン系のOld Norse(古ノルド語)から英語へ流入 ・927 King Alfredの孫がEngland統一
伊藤サム(Sam Ito)
![]() 父親は米国サンフランシスコ生まれの日系二世。米国(高校)、英国(ロンドン大学)に留学。一橋大学在学中に英検1級で合格者総代。 ジャパンタイムズ在職中は、報道部にて外務省、大蔵省、首相官邸、自民党などを担当。週刊 ST 編集長、外信整理部長、編集局長などを歴任。その間、英 BBC などにコメンテーターとして出演、雑誌などへの寄稿も多数あり、多様なメディアにかかわるバイリンガル・ジャーナリストとして活躍。2009年NHK講座『ニュースで英会話』講師。 著書に『第一線の記者が教えるネイティブに通じる英語の書き方』『第一線の記者が教える英字新聞の読み方』『伊藤サムのこれであなたも英文記者』、解説・監修に『ニュースダイジェスト ビギナーズ』(以上、ジャパンタイムズ)など。 ウェブサイト「英語の世界」:http://homepage1.nifty.com/samito/ 伊藤サムさん 著書、解説・監修書の紹介
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